アグリサイエンスラボ「梅はすっぱい?あまい?ー梅の収穫・味覚実験ー」にて本研究所メンバーが講師として参加しました

2016年6月19日(日)に開催されたアグリサイエンスラボにて、本研究所メンバーが講師として参加しました。

今回のテーマは「梅」。群馬県の梅農家、石曽根農園さんにて開催しました。

lecture (1)普段はあまり見かけない生の梅がいっぱいです。みんなで一緒に収穫をしながら、南紅梅や白加賀等、品種による違いも教えてもらいました。

kikai梅収穫器に一同びっくり!梅が雨のように降ってきます!

収穫の後、自分たちでとってきた梅の実と梅の葉っぱを品種ごとに並べて観察しました。同じ梅でもたくさん違うところが見つかりました。日に当たると色が変わるのも不思議です。カリカリ梅はすべての品種の梅で作れるけど、若い実でないと使えないとのことで、見分け方も教えてもらいました。

kansatsu品種によって大きさや形が違います。カリカリ梅は中の種が白いうちにしか作れません。実際に梅の実を割って観察しました。

子供達から石曽根さんへの質問コーナーも設けられました。「梅の花は何色なの?」という質問には、「ほとんどが白、でバイゴウという品種はうっすらとピンク色です。花梅のような真っ赤な花は、花を見るために作られた種類なのであまり梅の実は取れません。」と、花を見るための梅と実を取るための梅が違うことも聞くことができました。

また、「織姫(小ぶりの実の品種、黄色い実を収穫した)は、南紅梅みたいに赤くならないの?」という鋭い観察眼からの質問もありました。じつは梅の実が赤く色づくのと熟すのは別のもの。梅は日に当たったところだけが赤くなるので木の上の方の梅だけが色づきます。実は織姫も日に当たれば赤く色づくのですが、今回収穫したのは木陰で完熟した実だったのです。みんなの質問から、梅のことをたくさん知ることができました。

農場には梅を育てるための「くふう」もいっぱいありました。こちらは梅の実の病気を防ぐため消毒する時に使う車。とても強い風が吹いてきます。

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自家製の美味しい梅干しや梅漬けと共にお昼ご飯をいただいた後は、実験教室を行いました。舌が味を見分ける仕組みについて、自分の舌を使って探りました。ミラクリンを舐めた後はすっぱい梅干しやレモンがとっても甘くなってみんなでびっくり!身のまわりにはふしぎなことがたくさんあり、そのふしぎなものの中にはしくみが潜んでいることを実感できる実験教室になりました。

experiments

群馬県での開催ということで少し移動が大変でしたが、農場だからこその体験が盛りだくさんの一日でした。

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次回7/17(日)は大豆の第一回として大豆の種まきを行う予定です。近日中に参加者募集を開始いたしますので是非ご参加くださいませ。