株式会社リバネス(本社:東京都新宿区 代表取締役CEO:丸幸弘)のアグリガレージ研究所は、墨田区町工場内に第二研究所「バイオ&テクノロジー室」を新設し、11月20日(火)に開所式を行いました。
アグリガレージ研究所は、植物の可能性の探索と有効利用、農林水産技術と食・栄養の発展に資するテーマに特化した研究を進めるべく、植物工場や野菜加工施設を完備した「プラント&フード室」として2016年より運営してまいりました。
このたび新たに開所した第二研究所「バイオ&テクノロジー室」は、アグリ研究の一躍を担う細胞・微生物培養などのバイオ実験を推進するための施設となり、ベンチャーのインキュベーションオフィスを併設しています。さらに、同研究所は、墨田区の町工場である株式会社浜野製作所が運営する、ものづくりの総合支援施設「ガレージスミダ」に隣接し、培養装置の試作開発や試験栽培装置の作製など、ベンチャーのアイデアを形にするものづくりの支援を行うことが可能です。
アグリガレージ研究所では、元来の強みである植物栽培研究や食品加工・開発に、バイオ実験施設やものづくりの要素を加えることで、「生産者の持つ可能性の最大化を目指して」というミッションの実現をさらに加速してまいります。
【開所式 開催概要】
11月20日(火)に開催した開所式では、バイオ&テクノロジー室で推進する研究開発について、本研究所所長の宮内陽介から説明を行うとともに、ものづくりの連携先である株式会社浜野製作所の代表取締役CEO浜野慶一氏、及び、開所時から「バイオ&テクノロジー室」への入居が決定している、耐酸性紅藻「Galdieria」を活用したレアメタルのリサイクル事業などを手がけるベンチャー、株式会社ガルデリアの代表取締役CEO谷本忠駿氏にもご登壇いただきました。
開所式後半では、実際の施設見学ツアーを行い、その場で質疑応答も行ました。
<当日の様子>
バイオ&テクノロジー室の外観
研究所内の説明をする宮内所長と五十嵐室長
「ガレージスミダ」にて開所式