新たな「すみだ野菜スイーツ バジルクッキー」の製品開発を行いました

この度、アグリガレージ研究所プラント&フード室では、植物工場野菜の利用可能性を広げるため、所内の植物工場で生産、加工したバジルを使い、クッキー製造を行う株式会社實埜邑(みののむら)の協力のもとバジルクッキーの製品開発を行いました。

アグリガレージ研究所では、これまで所内の植物工場および加工機器を用いて、生産した野菜とその加工品の付加価値化に取り組んでまいりました。その取り組みの一つが、植物工場で生産、乾燥・粉末化したバジルを使ったクッキーの開発です。試作では、クッキーに使用するバジルの配合割合や、その形状、食感、副材料など条件を変えた数タイプを實埜邑に製造いただき、弊社内での試食会とそのフィードバックを繰り返すことで製品を完成させました。

アグリガレージ研究所では、植物工場産の野菜を「すみだ野菜*1」として展開しており、その加工品としてすみだ野菜スイーツ*2の開発にも携わってきました。バジルクッキーは、すみだ野菜スイーツの新たなラインナップとして、12月2日(日)にセンターオブガレージで実施したリバネスグループ総会およびクリスマスパーティーにてお披露目を行いました。今後は、生産販売体制を整えていく予定です。

アグリガレージ研究所では、中小規模の植物工場事業の導入支援を行っておりますが、その収益モデルの確立には、大規模工場とは異なる事業モデルの考案が必要です。この度のバジルクッキー製品開発のような、植物工場産野菜を用いた付加価値製品の販売モデルを始め、新たな事業モデルの確立に向けたご相談に個別に対応いたします。

 

*1 すみだ野菜
墨田区にあるアグリガレージ研究所で生産された野菜ブランド。登録第6051404号商標。

*2 すみだ野菜スイーツ
すみだ野菜を用いて生産された菓子類。これまで株式会社ユーズとの連携により、ケール粉末を用いたシフォンケーキ、コマツナ粉末を用いたクッキーを共同開発しております。これらの製品はすみだ地域ブランド戦略のとして取り組まれているすみだモダンブランド認証事業の飲食店メニュー部門に「すみだモダン」2016に認定されました。

 

お問い合わせ先
株式会社リバネス アグリガレージ研究所プラント&フード室
宮内、井上([email protected]